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昨今の運動会事情

1980年代以降、徐々に少なくなってきた企業や地域の運動会ですが、2005年頃からまた増え始めています。
企業・地域の活性化促進、福利厚生の一環としての役割が、見直されてきたと言えるでしょう。
従業員同士、又は近隣の住民同士が結束して一つのイベントを行う・・・社会的なイベントと捉えて、参加者全員が楽しめる「運動会」を実施してみてはいかがでしょうか?


運動会傾向と対策

いわゆる身体能力の問われる競技は少なくなり、参加者・来場者が誰でも楽しめる娯楽性のある競技を行ったり、積極的にレクリエーションコーナーを設置する傾向にあります。
体力測定や運動年齢測定などの他、ちびっ子広場スペースや縁日模擬店を設けて、お祭り的な要素を盛り込んで、参加出来る人数が多くなるよう考慮したり、競技に出られない方も楽しめるよう配慮しましょう。
競技種目としては、楽しむ種目は前半に。走力などを競う種目は後半にするのが、一般的です。


計画・準備・費用

●計画段階
日時は?会場は?
予想参加人数は?男性大人は?女性大人は?子供は?
1人平均何種目に参加する?
だいたいの予算は?(会場設営や準備品は業者へ全て依頼するか、買う又は借りるだけか?)
賞品・景品は?
レクリエーションコーナーは何?
●準備段階
会場レイアウト、プログラム、出場者名簿
(司会者台本、運営スタッフ・競技委員マニュアルも)
●設営
スタッフジャンパー、腕章など、万国旗、国旗、テント、机、椅子、石灰、ライン引き、三角コーン、得点表、入場門、ゴミ箱、音響機材(マイク・BGM)、看板など(集合場所・弁当・放送席・救急・来賓)
●運営
スターターピストル、ゴールテープ、ゼッケン、ハチマキ、救急用品、参加賞賞品・景品、トロフィーやメダル、賞状、観客席シート、応援グッズ、競技用品(綱引き綱・リレーバトン・二人三脚・むかで競争ゲタなど実施競技により異なる)
●概算費用
運動場200mトラック、参加人数500人程度で、レンタル・施工業者等へ依頼した場合
配布資料印刷(競技プログラム・会場案内図など10万程)
会場設営(ライン引きや参加者整理スペース設置20万程、入場門アーチ10万程、万国旗とテント・机30万程、音響機材15万程)
ウェア(ハチマキ・タスキ・ゼッケン・等旗など10万程)
競技用品(種目によって異なりますが、玉入れ・綱引き・大玉ころがし・障害物競走など20万程)
賞品と弁当(内容によって異なりますが、賞品・賞状・配布弁当など80万程)
運営・ゴミ処理(人件費50万程)